RPA自動化×倉庫管理システム(「ci.Himalayas/R2」)×Excelで業務改善を目指そう!

様々な業界の業務をRPA自動化してきた当社ですが、ニーズがある業務改善の1つとして「在庫管理」「倉庫管理」があります。「在庫管理・倉庫管理」システムの中で多く使用されているクラウド型倉庫管理システム「ci.Himalayas/R2」を使用する業務のRPAによる自動化の事例についてご紹介したいと思います。

RPAで自動化できる倉庫管理システム(「ci.Himalayas/R2」)業務

RPAは一度業務を記憶したら忘れません!

「ci.Himalayas/R2」は、入庫、出庫、在庫、棚卸、請求など、倉庫管理に必要な機能が210以上標準搭載されたクラウド型の管理システムです。

多岐に渡る機能を使用する際に検索時に共通して利用する「データの抽出条件の設定」に煩わしさを感じていませんか?

例えば、何らかのデータ抽出したいときに、共通して以下の設定をするようなケースがあるかもしれません。

  1. コード:数字入力
  2. 日付:年月日の入力
  3. 種別:ラジオボタンの選択
  4. 項目:ドロップダウンリストの選択
  5. 検索名:文字入力

共通した動作設定は、RPAで自動化しやすく効果も大きくなりやすいです!

さらにRPAに一度設定を記憶させたら、ミスもなく、抽出条件を忘れることもないです。

「ci.Himalayas/R2」のRPAによる自動化事例

RPA自動化×「ci.Himalayas/R2」×Excelの自動化の事例を紹介します

事例1:「ci.Himalayas/R2」出力データと他システム出力データをExcelに転記し、データを照合する

  1. 「ci.Himalayas/R2」から「直納仕入実績」データを出力し、他システムから「月次仕入実績」データを出力
  2. 転記先Excelの各シートに出力したデータを貼り付ける
  3. 出力した各データに、同じ値がある場合はフラグをたて数式を設定する
  4. 出力した各データの仕入原価の合計を計算する
  5. 合計額が一致するか確認して、結果欄に「〇」もしくは「×」を記入する

事例2:「ci.Himalayas/R2」から出力したデータをExcelに転記し、ピボットテーブルを更新する

  1. 「ci.Himalayas/R2」から「出庫実績リスト」を出力する
  2. 出力したデータを転記先Excelに貼り付ける
  3. ピボットテーブルを更新する

RPA自動化の導入メリット

煩わしさを感じる業務については、RPA自動化をご検討ください!

  1. 繰り返し実行する煩わしい設定をRPAに実行させることで業務効率が向上します
  2. RPAはヒューマンエラーによるミスを低減します
  3. 「ci.Himalayas/R2」単独ではなく、その後の業務プロセスまでRPA自動化することで、削減効果はさらに増えます

RPA自動化は他にも自動化できることが、まだまだあります! 貴社が使っているシステムをRPAで自動化できるのか、自動化する場合の削減効果を見積もりたいなど、RPAの活用による業務効率化についてもっと知りたい方は是非、以下よりお問い合わせください。

本記事の執筆者

ペネトレイター株式会社 野口